北海道旅行記 二日目(2013/07/20)


  今日はほとんど移動の一日。

  早起きして、朝食を食べるために函館朝市へ。

■朝食
  函館朝市のどんぶり横丁にある「あけぼの食堂」。
  12席だけの小さな店ですが、
  日本料理店の料理長をしていた店主が厳選した、
  こだわりの食材を提供しています。
  地元客やリピーターにも支持される
  質・量ともに満足できるアットホームな店です。

  私は「開にしん定食」、妻は「海鮮グルメ丼」を選択。
  さらに、「活イカ刺」と「無添加エゾバフンウニ」を注文。
  ちょっと食べすぎましたが、どれもとてもおいしかったです。
  特に「エゾバフンウニ」は絶品。
  ミョウバンを使っていないので見栄えは良くないですが、
  濃厚な甘みで、口の中でとろけるような感じでした。

  ちなみに、丼のごはんは量が多いです。
  少食の人は少なめにしてもらいましょう。
  開にしん焼定食


海鮮グルメ丼


活イカ刺


  無添加エゾバフンウニ


  食事の後は函館朝市をぷらっと見て回りました。


■函館朝市
  戦後の闇市から始まった、日本で最も古い部類の市場。
  かつては立ち売りを路上で設営して、
  露店の形態で営業していました。
  昭和31年頃に現在の場所に移転。
  魚介類や野菜、青果、乾物から駄菓子や衣料品まで、
  400余軒もの店舗がひしめきあっています。


  赤肉メロンやとうもろこし(ピュアホワイト)などを購入。
  帰宅日に合わせて発送してもらうことにしました。
カットメロンを食す


       いかの釣堀がありました


  ホテルに帰る前に、ちょっとだけ散歩。
  青函連絡船摩周丸を見に行きました。


■青函連絡船記念館摩周丸
  青函連絡船として就航していた「摩周丸」を利用した博物館船。
  全長:132m、幅:17.9m、総トン数:8,327.71トン。
  昭和40年6月30日 日本国有鉄道青函航路に就航。
  昭和63年3月13日の青函航路最後の日まで運航されていました。
  実際の乗り場であった旧函館第二岸壁に係留されています。

  操舵室・無線通信室を現役当時のままの姿で見学できるほか、
  旧グリーン船室前部を展示室に改装して、
  実物部品・模型等を展示するとともに、
  パネルや映像などで青函連絡船の歴史やしくみを解説しています。


  ホテルに帰り、準備を整えて出発。
  まずは大沼公園を目指します。


■大沼公園
  大沼という地名は、アイヌ語の「ポロ・トー(大きい沼)」に由来。
  秀峰・駒ヶ岳と大沼、小沼、蓴菜(じゅんさい)沼などの
  大小の湖沼群一帯の総称として「大沼」と呼ばれています。
  大沼一帯は大沼国定公園に指定されています。
  平成24年にはラムサール条約登録湿地となりました。

  大沼と小沼に浮かぶ小島には橋が渡され、
  周遊コースとして散策を楽しむことができます。
  湖畔はミズナラやブナ、ハンノキなどの緑豊かな森に包まれ、
  セキレイなどの野鳥のさえずりが聞こえてきます。
  湖面に目を移すとマガモやカルガモが見られ、
  オオハクチョウなどの越冬場所となっています。
  また、水辺ではコオホネやヒツジグサなどの水草が花を咲かせます。
  後方の山は駒ヶ岳




コウホネ


  マガモ(雌)


■山川牧場
  北海道の酪農家が、
  本当においしく栄養のある安全な牛乳を求めて、
  農地の土から循環農法で取り組んでいる牧場。
  牛たちは良質の厳選された牧草を餌にのびのび育っています。
  すべての商品の原料に、
  ホルスタイン種とジャージー種の牛からの
  新鮮な生乳を使用しています。

  「牛乳」と「ソフトクリーム」を注文。
  「牛乳」はホルスタイン種とジャージー種の牛乳をブレンドし、
  一番味が良いと言われる75℃15分間殺菌したもの。
  とても濃厚で瓶のふたに脂肪分がたっぷり付いていました。
  普段飲んでいる牛乳とは比べ物にならないおいしさでした。

  追加で「ミルクシェイク」を購入。
  車の中で飲みました。
  こちらも、とてもおいしかったです。
 
牛舎は外から見学可能




  これにて道南の観光は終了。
  道央道で約280km先の札幌を目指します。
  長い道のりです。

  PAやSAで休憩しながら、のんびり運転。
  朝食を食べ過ぎたので、昼食は抜き。


  約4時間後、札幌に到着。
  まずは、大通公園へ。




  有珠山SAから有珠山を望む

■大通公園
  札幌市の中心部に位置し、
  大通西1丁目から大通西12丁目までの
  長さ約1.5Km、面積約7.8万㎡の特殊公園。
  火防線として明治4年(1871年)に設けられたのが始まりで、
  後の札幌の都市計画の基線となりました。

  街路樹に囲まれ、芝生に浮かぶ花壇や噴水、
  多彩な彫刻に彩られて、
  訪れる観光客や市民の憩いのオアシスとして親しまれています。
  また、さっぽろ雪まつりやYOSAKOIソーラン祭りなど、
  多くのイベントが開催されます。

  4月下旬から10月下旬までは名物のとうきびワゴンが登場し、
  香ばしい香りを放っています。


  さっぽろテレビ塔展望台より

とうきびワゴン


とうきび(とうもろこし)を食す


  彫刻と花壇
  本郷新(Shin HONGO)作「泉の像」


■さっぽろテレビ塔
  地上高:147.2m。
  札幌におけるテレビ放送開始を機に建設。
  昭和32年竣工。
  完成当初は文字通りテレビ放送の電波発信塔としての
  役割を担っていましたが、
  昭和44年にテレビ送信所は手稲山に移転してしまいました。
  現在はFM放送の中継施設とNHKの予備送信施設が
  残るのみとなりました。
  
  地上90mの展望台からは大通公園をはじめ、
  石狩平野や日本海などをバックに札幌市街を望むことができます。
非公式キャラクター「テレビ父さん」

  札幌ドームが見えました



  続いて、昨日と同じく六花亭へ。


■六花亭円山店
  直営店で、1階がショップ、2階が喫茶室になっています。

  まずは喫茶室へ。
  満席のため待っている人も数人いましたが、
  あまり待つことなく席に案内してもらえました。

  「ホットケーキ」と「ホットコーヒー」を注文。
  昨日と違い、ここのコーヒーは有料です。(おかわりはできます)

  「ホットケーキ」は厚みのあるものが2枚重ね。
  バターはとてもなめらかで、
  メープルシロップは温かいものが出てきます。
  ふわふわで、懐かしい感じの優しい甘さでした。

  帰りに1階で、定番の「マルセイバターサンド」、
  「いつか来た道」、「北の国から」などを購入。


  夕食前にホテルにチェックイン。


■本日のお宿
  「ホテル京阪札幌」。
  JR札幌駅から徒歩4分という絶好のロケーション。
  心が開放される穏やかな時間をイメージし、
  「大人のくつろぎ」と「安らかなひととき」を演出するホテルです。
  「朝食のおいしいホテル2013」で、
  全国ランキング11位に選ばれました。


  夕食はサッポロビール園。
  予約時間までJR札幌駅構内にあるどさんこプラザと
  隣接する大丸札幌店の地下食品フロアでお土産を物色。
  大丸には、北菓楼、菓か舎、柳月など
  北海道の名店が揃っていました。
  ビール園に行く前なのにたくさん買いすぎたため、
  コインロッカーのお世話になることに・・・

  ビール園には札幌駅北口から直行バスで向かいました。


■夕食
  「サッポロビール園」。
  昭和41年オープン。
  工場できたて直送の生ビールとジンギスカンを
  味わうことができます。

  予約しておいたので、すぐに案内してもらえました。
  生ラム&トラディショナルジンギスカンと焼き野菜が
  食べ放題の「名物キングバイキング」を選択。
  飲み放題を付けます。
  さらに、クラシック生やヱビス生も飲める
  プラス380円メニューも付加。

  まずはクラシック生で乾杯。
  ヱビス生や黒生ビールも堪能しました。
  ジンギスカンもお腹いっぱい食べました。

 
ポプラ館へ


まずは北海道限定クラシック生





  食事の後は、バスで札幌駅に戻り、ホテルへ。

  「ホテル京阪札幌」で採用されているマットレスは「シルキーポケット」。
  国内高級ホテルや迎賓館などで使用されているものです。
  心地良く眠ることができました。



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