北海道旅行記 五日目(2013/07/23)


■朝食
  ホテルにてビュッフェ。
  「朝ごはん主義」をモットーに、
  ほかほかのブランド米「はえぬき」のごはんや、
  香ばしくふっくらと焼き上がったパンをはじめ、
  一品一品おいしさと健康にこだわった朝食です。

  品数が豊富で、また朝からいっぱい食べてしまいました。





  今日は小樽観光です。


■天狗山
  小樽市街の南西にある山。標高532.5m。
  名前の由来は諸説あり、はっきりしていません。
  山頂の展望台からは、
  小樽市街や石狩湾、積丹半島などを望むことができます。
  特に夜景は、函館山、藻岩山(札幌市)と並び、
  北海道三大夜景に数えられています。

  山頂にはスライダーやシマリス公園、
  約700点もの天狗の面を展示した「天狗の館」などがあり、
  冬にはスキーも楽しむことができます。


  我が家の目的はただ一つ。「シマリス公園」!
   柵で囲ったスペースにシマリスが放し飼いにされていて、
  シマリスと戯れることができます。
  入口にはガチャポンが置いてあり、
  お金を入れてエサ(ヒマワリの種)を買うことが可能です。

  入った当初はリスの数が少なかったのですが、
  エサをやっているうちに、いっぱい出てきました。
  たくさんのリスたちと触れ合うことができ、
  とても楽しかったです。

  展望台より小樽市街を望む

 

 





■昼食
  小樽の老舗の寿司屋「おたる政寿司本店」。
  昭和13年(1938年)創業。
  職人自ら市場へ行き、
  厳選された活きのいい食材を取り揃えています。

  平日の開店直後に行ったので
  予約なしでもほとんど待たずに入れましたが、
  予約をしていったほうが賢明です。

  セットメニューの「極(きわみ)」を注文。
  大とろ、大ぼたんえび、海水うに、こぼれいくらと
  旬の三貫握り(今回はサーモン、しゃこ、にしん)。
  苦手なものがあれば、職人さんに言えば他のものに
  代えてもらえます。
  私は「いくら」の代わりに「赤身」をもらいました。

  醤油や塩などの味付けは職人さんがやってくれるので、
  出されたものをそのまま食べることができます。
  (改めて醤油をつける必要はありません)
  素材本来の味が楽しめ、最高においしかったです。
  これまで食べたお寿司の中で一番かもしれません。

  カウンターだったので
  食べるペースに合わせて一貫ずつ握ってくれ、
  職人さんとの会話も楽しめて、とても良かったです。
まずは「大とろ」

サーモン(時鮭)

  大ぼたんえび

しゃこ

にしん

  こぼれいくら

赤身(「こぼれいくら」の代わり)


海水うに


  追加で「きんき」を注文


■小樽運河
  大正12年(1923年)完成。
  内陸に水路を掘った運河ではなく、
  沖合を埋め立てて陸との間に出来た水路なので
  「埋立て式運河」と呼ばれています。
  直線ではなく緩やかに湾曲しているのが特徴となっています。

  現在の運河は一部が埋立てられたもので、
  散策路や街園などが整備されています。
  運河沿いの石造倉庫群は当時の姿のまま残されていて、
  レストランなどに再利用されています。






  続いて堺町通りをぶらぶら。


■堺町通り
  小樽オルゴール堂のあるメルヘン交差点から
  北のウォール街へ向かって延びる約750mの通り。
  古い商家などを改造したガラス店や洋菓子店などが立ち並ぶ、
  小樽で一番賑やかな通りです。

  北一硝子、北菓楼、六花亭、ルタオなどでショッピング。
  ルタオ本店

北一硝子三号館
小樽市指定歴史的建造物



北菓楼小樽本館



  北菓楼にてシュークリームセットを食す


  小樽の後は、札幌にちょっと立ち寄り。


■羊ヶ丘展望台
  牧歌的風景と市街地が見事なコントラストを描く景勝地。
  なだらかな丘陵地の向こうに広がる札幌の市街地と
  広大な石狩平野をバックに、
  のんびりと草を食べる羊の群れを眺めることができます。
  「Boys, be ambitious(少年よ、大志を抱け)」の言葉で有名な
  クラーク博士のブロンズ像が立っています。






  羊は日陰にいました

  これにて、今回の旅行の観光はすべて終わり。
  空港に行く前に、千歳市内の「もりもと本店」へ。


■もりもと本店
  昭和24年創業の菓子工房。
  道内に27店舗を展開。
  和洋菓子・パンが常に数百種類店頭に並んでいます。
  代表商品は「ハスカップジュエリー」、「ゆきむしスフレ」など。

  お気に入りの「ゆきむしスフレ」やパンなどを購入。


  800km以上走ってきたレンタカーを返却し、新千歳空港へ。




  ゆきむしスフレ・メロン


■夕食
  空港内の「ドライブインいとう豚丼名人」へ。
  「ドライブインいとう」は十勝の清水町にある
  豚丼の隠れた名店。
  昭和48年創業。新千歳空港には平成23年出店。

  ニンニクとショウガをたっぷり使った秘伝のたれと、
  厳選された十勝産ケンボロー豚のロース肉を使った豚丼は、
  口コミで人気となり、道外北海道物産展でも大好評です。

  普通の「豚丼」を注文。
  濃厚なタレが良い味です。
  肉質もやわらかくてジューシー。
  おいしくいただきました。



  食事の後は、出発まで空港内でショッピング。

  ・・・と、ここでアクシデント発生。
  東京でのゲリラ豪雨の影響で羽田発の飛行機の到着が遅れ、
  折り返しの我々が乗る飛行機(JAL526便)が延発とのこと・・・
  そのおかげで心行くまでショッピングを楽しむことができました。
  (・・・というか暇を持て余しました・・・)


■帰着
  新千歳空港20:00発JAL526便に搭乗。
  57分遅れの20:57に出発。
  500人乗りボーイング777-300は満席でした。
  羽田空港には55分遅れの22:30に到着。
  自宅に到着したのは23:30を過ぎていました。


■感想
  函館で一時ぱらっと雨が降った以外は、
  好天続きで良い旅行になりました。
  そのおかげか、富良野は何度か訪れていますが、
  今回のラベンダーが一番きれいでした。
  北海道らしい食べ物もいろいろ食べることができ、
  お土産もたくさん買って大満足の旅行でした。

  反省点は行程に無駄があったこと。
  空港の制約と曜日配列の考慮のため仕方ないですが・・・





旅程図へ

四日目へ

旅行記一覧に戻る