東伊豆旅行記 二日目(2012/03/25)


  起床後、さっそく温泉に向かいます。
  朝風呂は目覚めすっきり、とても気持ちいいです。

  湯上がりには、金目鯛のあら汁のサービス。
  おいしくいただきました。

■朝食
  部屋食。
  朝から豪華です。
  御飯もお代わりして、いっぱい食べました。
  金目鯛のホイル焼きがとても美味でした。




  チェックアウト時には、
  客室係の方が部屋から送迎バスの中まで荷物を運んでくれたり、
  こちらから頼まなくても写真を撮ってくれました。

  客室係の方には本当にお世話になりました。
  到着時にマスクをしていて風邪気味だということを告げると、
  翌朝には「体調はいかがですか?」と気遣ってくれたり、
  2日目の観光地を告げるとパンフレットを持ってきてくれたりもしました。

  稲取銀水荘は本当にすばらしい旅館でした。
  非の打ち所がありません。
  また宿泊したいです。


  2日目の観光地・熱川に行くため、送迎バスで伊豆稲取駅に向かいます。

  伊豆稲取駅9:49発の普通電車に乗車。
  8分ほどで伊豆熱川駅に到着です。
  お見送り







熱川桜が満開でした

メジロ

  駅前にある「熱川湯の華ぱぁーく」
  足湯が楽しめます

■熱川バナナワニ園
  温泉の熱を利用した、ワニや熱帯性植物を主に扱う動植物園。
  本園・ワニ園、本園・植物園、分園の3つの展示施設から構成。
  1958年9月20日開園、1971年3月1日に分園が開園。
  本園と分園の間は、無料のシャトルバスが運行されています。

  まずは、本園・ワニ園に入ります。
  絶滅の危機に瀕している貴重な世界のワニが
  17種類約120頭飼育(分園含む)されています。
  種類のコレクションでは世界一です。

  物まね上手なオオバタンや、
  アマゾン川に棲息する世界一の大きな淡水魚ピラルクも
  展示されています。
ガラス天井のトンネル
ワニを下から見ることができます


  オオバタン

ピラルク


バナナソフト


  マンゴージュース


  続いて、本園・植物園に入ります。
  園内至る所に熱帯の花木、果樹などを中心に
  約9,000種を展示(分園含む)。
  色鮮やかなハイビスカスやコチョウラン、熱帯性スイレンなど
  美しく珍しい花々がきれいに咲き誇っています。

  また、アマゾンマナティが飼育されています。
  ここの他に世界で3頭しか展示されていません。
  必見です。



ハイビスカス

ブラジルの珍花
スティフティア・クリサンタ
  ベニヒモノキ

アマゾンマナティ

ウツボカズラ

7号温室



■昼食
  熱川の中心部にある「伊豆の味処 錦」。
  熱川で行列のできる食事処です。
  予約しておいたので開店と同時に入店できました。
  この店の名物料理の一つが「鯵たたき丼」。
  しかし、鰺が入荷しなかったため、提供できないとのこと。
  仕方ないので、「金目鯛の煮付定食」と「朝市丼」を注文し、
  シェアしました。
  「金目鯛の煮付け」は、期待を裏切りません。
  でも、前日食べた「なぶらとと」の方が私は好みです。
  朝市丼は、新鮮な本鰆・伊豆鰤・鮃がたっぷり乗ってました。
  あと、定食・丼に付いてきた布海苔(ふのり)の味噌汁が
  食感も変わってて、おいしかったです。
金目鯛の煮付定食


  朝市丼


■お湯かけ弁財天
  琵琶を手にした弁財天の像が立っています。
  この弁財天にお湯をかけながら願い事をすると
  何でも望みが叶えられるといわれています。
  また、弁財天のすぐ脇には、
  お金を洗うと増えるという宝池があります。
  (銭洗いの池とも呼ばれているようです)

  お湯かけ弁財天の隣には、弁天偕楽源泉があり、
  噴泉塔からもうもうと湯気が上がっています。
  泉質はナトリウム、塩化物・硫酸塩温泉で、
  黄色に変色した湯の成分が露出しています。
弁天様


弁天偕楽源泉の噴泉塔


  黄色に変色した湯の成分


  次に、無料シャトルバスで分園に向かいます。
  ニシレッサーパンダやゾウガメ、フラミンゴ、ワニなどの動物のほかに
  バナナやパパイヤなどの熱帯果樹が展示されています。

  ニシレッサーパンダは、日本では唯一ここでしか飼育されていません。
  また、飼育頭数は世界一だそうです。

  週に1度(10月~3月)のワニへの餌やりも見ることができました。
  迫力満点でした。

  ※レッサーパンダについては、「レッサー君の部屋」をご覧下さい。

  本園と分園を往復するマイクロバス



フラミンゴとクロトキ

ゾウガメ

海上に伊豆大島が見えます

  時間が余ったので、ゆっくり見れなかった本園・植物園に
  シャトルバスで向かいます。

  本園・植物園は高低差があり、しかも温室内が暑かったので
  ココナッツアイスを食べました。
  さっぱりしていて、とてもおいしかったです。






  オオオニバス

  ココナッツアイス


  これにて、今回の旅行の行程はすべて終わり。
  徒歩で伊豆熱川駅に向かいます。

  伊豆熱川駅15:00発の特急踊り子112号に乗車。
  帰りの車窓は、行きと打って変わって景色がとてもきれいでした。

  横浜駅16:55着。
  根岸線に乗り換えて、自宅に帰りました。




特急踊り子112号



  伊豆北川駅付近からの眺め



■感想
  今回の旅行は、稲取銀水荘宿泊がメインでした。
  以前から憧れていた宿でしたが、期待以上でした。
  従業員の方すべてが客のことを考えて行動している感じです。
  安い宿泊プランもありますが、食事のことを考えると
  それなりの金額を出したほうが満足度が高いかと思います。
  たくさんのレッサー君も見ることができて、とても良かったです



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