箱根(2010/11/03)


                   ススキが黄金色になったということで、箱根の仙石原に
                   行ってきました。
                   ススキ野原は、見る方向によって黄金色や銀色に輝き、
                   風が吹くと穂が揺れて、波打つじゅうたんのようでした。
                   箱根湯本では、伝統的な大名行列が開催されていました。


■仙石原
  神奈川県箱根町にあり、
  台ヶ岳北側斜面はススキ野原が広がっています。
  秋にはススキが一斉に穂をつけ、太陽の光を浴びると
  黄金色のじゅうたんのように見える美しい風景です。
  「かながわの景勝50選」にも選ばれています。
  野原には散策路が設けられていて、
  ススキの穂の中を散策することが可能です。



   
   

■大涌谷
  約3000年前に箱根の最高峰の神山が、
  箱根火山最後の水蒸気爆発をおこした爆裂火口で、
  今もなお熱い水蒸気と硫気を噴出しています。
  古来より「大地獄」と呼ばれていましたが、
  明治6年に明治天皇・皇后両陛下の行幸啓に際し、
  大涌谷と改称されました。
  「かながわの景勝50選」に選ばれています。



  雲がなければ
雄大な富士山が見えるのに・・・

 
名物の延命長寿の黒玉子
1個食べると7年寿命が延びるとか

■昼食
  箱根湯本の近く、塔ノ沢にある「鯛ごはん懐石 瓔珞」。
  名前の通り、鯛ごはんの店です。
  ご主人は京都の老舗料亭「瓢亭」で修行されたとのこと。
  「鯛ごはん膳 さくら」を注文。
  鯛ごはんは、鯛の形をした器に入っています。
  ほぐした鯛の身はしっとりしていて、
  ご飯にも鯛の旨味がしっかりと染み込んでいます。
  他の料理はどれも彩りが美しく、味は繊細で上品でした。
  とてもおいしくて、大満足。  
  ちなみに、鯛ごはんはお代わりができます。
食事の前に瓔珞オリジナルの
鯛の形をした干菓子が出てきます



■甘酒茶屋
  旧東海道にある400年あまりの歴史をもつ茶屋。
  甘酒と力餅(安倍川餅)を注文。
  甘酒は添加物をいっさい使わず、
  麹の自然なうまみと塩加減で作る昔からの調理法。
  お餅は杵でつき、備長炭で焼いているとのこと。
  甘酒は甘過ぎず、すっきりした感じで飲みやすい。
  餅はとても柔らかく、ウグイス粉(青大豆のきな粉)がいい感じ。
  甘いもの同士の組み合わせでしたが、
  絶妙なバランスで、おいしく頂きました。

       囲炉裏がありました

■どらやき
  小田原市内にある和菓子屋「菜の花」へ。
  この店は、十勝の低農薬の小豆、埼玉の低農薬の小麦粉、
  地元神奈川の露地飼いの有精卵、徳島の和三盆糖の蜜、
  沖縄でも質の高い波照間の黒糖などを使い、
  素材にこだわったお菓子を提供しています。

  どらやき「小田原うさぎ」と温泉まんじゅう「箱根のお月さま」を購入。
  「小田原うさぎ」は、粒あんの中に角切りのバターが入っています。
  変わった組み合わせですが、
  バターの塩加減とあんこの甘味が絶妙で、とてもおいしいです。
  「箱根のお月さま」も上品な甘さで、こちらもおいしい。
  お気に入りのお店の一つです。
どらやき「小田原うさぎ」      温泉まんじゅう「箱根のお月さま」



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