山梨(2010/04/18)


                  職場の人の薦めで、山梨に桃の花を見に行ってきました。
                  桃色の絨毯を敷き詰めたようで、とてもきれいでした。
                  その後、河口湖に向かい、桜の花を楽しんできました。


■山梨県笛吹市
  甲府盆地の東に位置し、桃の生産量が日本一です。
  笛吹川周辺に広がる扇状地は「桃源郷」と呼ばれていて、
  桃の花は笛吹市の春の象徴となっています。
  標高によって花の咲く時期が微妙にずれるため、
  なだらかな斜面に沿って彩りが移っていくことになります。

  まずは一宮エリアの花見台周辺を訪れました。
  展望台が設置されていて、桃源郷にふさわしい景観を
  楽しむことができました。
  展望台に向かう途中にも桃の農園が多数ありますので、
  桃色のすばらしい景色を堪能できます。




南アルプスと桃の花










花桃(観賞用の桃の花)

花桃(観賞用の桃の花)


花見台にあったしだれ桜


しだれ桜


  次に御坂エリアの黒駒地区を訪れました。
  広い菜の花畑があり、黄色と桃色のコラボレーションを
  楽しむことができました。
  ここの畑は、所有者の方の好意により、
  自由に出入りすることができました。












■昼食
  御坂峠の旧道にある昭和9年から続く「天下茶屋」。
  昭和13年頃、太宰治が滞在して執筆活動を行ったことでも有名。
  「富士には月見草がよく似合ふ」の一節で有名な
  「富岳百景」の舞台にもなっています。
  太宰が滞在した二階の一室は「太宰治記念館」になっていて、
  太宰が使用した机や火鉢など、当時の部屋の様子が復元されています。
  ここから、富士山と河口湖が一望でき、その素晴らしさゆえ、
  古くから富士見三景の一つとして数えられています。
  注文したのは甲州名物「ほうとう」。
  「ほうとう」は山梨県の郷土料理で、小麦粉を練り、ざっくりと切った麺を
  野菜と共に味噌仕立ての汁で煮込んだ料理です。
  昔ながらの素朴な味でおいしかったです。

  



雲がかかっているのが残念





■河口湖
  山梨県南都留郡富士河口湖町にある湖。富士五湖の一つ。
  河口湖畔には多くの場所に桜が植えられていて、
  富士山を背景にした桜の写真を撮影するのに絶好の場所となっています。
  河口湖の標高は約830mであるため、
  湖畔の桜は、平地に比べると2週間くらい見頃が遅くなります。
  訪れた日はちょうど満開で、東京・横浜に続き、
  今年二度目の桜を楽しむことができました。







芝桜
芝桜



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